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久々です 2

そして、今年7月16日ですが、今度は父が亡くなりました。

死因は肺がんです。

春頃から急に食欲が無くなったようで、みるみる痩せていたのですが、元々糖尿を患っており、その関係かと思って診療には行っていませんでした。

ほとんど食事を採らなくなってしまい、漸く診てもらったときには、時すでに遅し、末期の肺がんで、余命1ヶ月ということでした。

抗がん治療も意味がないということで、緩和治療だけ行うということになりました。
本人には、告知せず、肺炎と伝えていました。

しかし、何かを感じたのか、間もなく家に帰りたいと言うようになり、先生と相談の結果、在宅看護となりました。

家では母と二人暮らしなので、母は随分負担を強いられていたようですが、24時間、朝も夜もなく献身的に看護していました。

父が家に帰った当初は、アイスクリームやヨーグルトを口にする事もあったようですが、最後の一週間くらいは、小さな氷のかけらや、水を含ませた脱脂綿を口に含んでなんとか水分を取っているような状態でした。

最終的に体重は三十数キロ程度まで落ちたのではないかと思います。痩せ細り、まさに骨と皮だけとなっていました。



7月の初め頃は、つらそうではありましたが、まだ意識もはっきりしていて、短い時間であれば会話もできました。
妻からは、「話ができるうちに感謝の言葉を伝えておきなさい」と言われていました。

頻繁に見舞いには行っていたのですが、あらたまって感謝の気持ちを口にするのは、なかなか躊躇いがありました。
照れ臭いのと、いきなりこんなことを言うと死期を悟ってしまうのでは、という心配もありました。

「今日も言えなかった・・」なんて日が何日か続いたある日、「今日は言おう。明日には意識が無くなってしまうかもしれない。」とひとつの決意をし、父の元に向かいました。

適当な世間話、子供のことなどを話した後、「お父さん、今まで大きくしてもらって、ありがとうね。」と言ってみました。
父は「そんなことは、当たり前のことや。」と言ってニタッと笑ってくれました。帰りの車のなかでは、涙が止まりませんでした。

父はそれから一週間ほどで亡くなりました。享年73歳でした。

posted by saiyajin 01:48comments(0)|-|





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